アボカドの効用
【くすりになる果物】
アボカドは「森のバター」といわれるほど資質が豊富で、全体の20%を占めています。植物性のため、血中コレステロールを増やす心配もなく、動脈硬化を気にする人にも1個くらいなら安心して食べられるそうです。
脂肪の20%はリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸などの不飽和脂肪酸なので、老化防止に役立つくらいとのことです。アボカド1個で鉄を0.7ミリ、カリウムを720ミリグラムも摂取できるといわれています。
食物繊維も豊富に含まれていて、便秘、貧血、動脈硬化、糖尿病などにも効果があるとのことです。ビタミンとミネラルのバランスがよく、高エネルギーだからスタミナ食としても人気があります。
アボカドの植物性タンパク質には体内で合成できない必須アミノ酸のうち、トリプトファンやリジンが豊富です。トリプトファンには神経伝達物質のセロトニンをつくり、不安や緊張を緩和する働きがあり、リジンには成長を促す作用があるとのことです。
またカリウムには利尿と降圧の働きがあり、体の熱をさまし、高血圧でのぼせ気味の人には都合がよいそうです。
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